育休中は働いている時より収入が基本的には下がりますので、毎月の家計を見直した結果、パパのお小遣いも下がるなんてことがあるかもしれません。
ママと話し合うのに、世の中の相場や他のパパが何に出費しているのかなど知っておきたいと思いませんか!?
この記事を読んで相場を把握して頂くと、交渉がスムーズにいく、なんてことがあるかもしれません。(今まで貰いすぎてて、下がったらごめんなさい・・)
本記事の内容は、新生銀行が2023年6月29日に公表している「2023年会社員のお小遣い調査」を元にしています。
お小遣い制を導入している割合は約半数とのことです。
こちらのデータは新生銀行の調査にはありませんでしたので株式会社UOCCの調査を参考にしております。
もう少し多いのかなと思っていました。
男性のお小遣い平均額はこの1年でアップしました。
「給料が上がったから」という理由が過半を占めるようですが、この1年で企業によってはインフレ対応一時金を支給する会社もあるようで、物価上昇対応で小遣いが増えたとも言えるかと思います。
物価上昇に対して、お小遣いのアップ幅は「ざっくり1万円」など、感覚的な決め方が多いと思うので、結果的に物価上昇幅の方が大きく負けているということもあり得るでのはないでしょうか。
年齢別に見ると20代がアップ幅も絶対額も圧倒的に大きいですが、調査した男性の半数近くが「未婚者」ということで、独り身で自由に使える額が大きいことがあるようです。
家族構成別に見てみると、子供が小学校に入るあたりから大学生までは、貯蓄や学費・習い事などで何かとお金がかかるため、平均額もぐっと下がっています。
- 昼食代(41.1%)
- 携帯電話代(27.4%)
- 嗜好品代(22.7%)
- 趣味の費用(20.7%)
- 車関係・ガソリン代(18.6%)
- 飲み代(17.2%)
- 身だしなみのための費用(11.1%)
- パソコン関連・通信料(10.5%)
- 喫茶代(9.3%)
- 家族への気配り(9.1%)
お小遣いの使い道のトップは昼食代。
ただこれはあくまで「必要不可欠な出費は何か?」という質問でカウントされています。
金額ベースでは4位の「趣味の費用」がトップで12,067円です。
調査対象が全国なので、東京と地方で違うとは思いますが、概ね600円程度のようです。
弁当持参や在宅勤務は除かれているので、購入した弁当や外食の平均値ということになります。社員食堂であれば安いですが、弁当や外食でも個人的にはこの金額には収まらないです。
調査によると、男性会社員の78.0%がお小遣いの面で何らかやりくりをしており、具体的には昼食費を安くしているという人が多いようです。安くておいしいお店を色々と調査しているのでしょうか。(是非教えてほしいです・・)
外出先での飲み回数なので、自宅飲みは含まれません。
近年はコロナ禍での自粛ムードから回数は若干低下していましたが、足元ではほぼコロナ前に戻っているようです。
コロナ禍では、回数は若干の低下でしたが、金額ベースではどの年代でも結構低下していたようです。お店は空いてるけど、営業時間が短縮されていたのが影響したのかなと思います。
足元では、コロナ前を超える金額になってきています(飲めなかった反動でしょうか)
子供が小さいうちとは言え、保育園代や洋服代など子供の出費は増える中、まだ全体平均並みにもらえる家庭が多いんだなぁというのに驚きました。
育休中のお小遣いの平均については残念ながらデータがありませんが、一般的には、収入の1割程度がよいと言われていますので、収入が減ればそれに合わせて下げられると考えるのが自然でしょうか。
私自身、「お金の使い方」も変わりました。
基本的には在宅になるので昼食代や飲み代が減り、その分、子供のために使うことが増えました。育休中は平日に街ぶらする機会が増え、子供の洋服や靴などをパパのセンス(!?)で購入しています。