夫婦で家事の分担ってどのように決めていますか?
特に共働きの場合、「平等に分担したい」と考え「家事数」や「所要時間」で考えてしまい、なかなかうまく分けられず喧嘩になったりといったことはありませんか?
この記事を読んで頂くと、家事の分担がきっとスムーズになり、夫婦で納得のいく分担ができまるようになります。
我が家で分担を決めた時の私なりの5つのポイントをご紹介しておりますので、以下のような悩みを抱えていらっしゃる方は是非参考にしてもらえると嬉しいです。
- どうやって分担を決めればいい?
- 分担がころころ変わる
- 分担を決めても家事のことで夫婦喧嘩が多い(相手の家事への不満など)
- 他の家庭ではどんな分担になっている?
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内閣府の男女共同参画局が公表している「共同参画」2020年9月号によると、
- 就学前の子を持つ夫婦世帯の1日の家事の時間は、男性47分、女性2時間11分
- 家族類型(子供なし、独身)によって男性の家事の時間に差はない一方、女性は結婚、子供が生まれると増える傾向にある
我が家では以下のような役割にしています。ちなみに、黄色ハイライトは毎日行っているものです。
どういった経緯でこの役割に決まったかは後でご説明したいと思います。
パパの役割
- 洗濯(洗い、干し、たたむ、収納)
- 家の掃除(掃除機、床磨き)
- トイレ掃除
- お風呂掃除
- 庭掃除
- ゴミ出し
- 食事の後片付け(収納含む)
- キッチン掃除
所要時間(ハイライト部分の合計)
約3時間
ママの役割
- 食事の準備(朝、昼、夕)
所要時間(ハイライト部分の合計)
約3時間
私が以下のように心掛けるまでには時間がかかってしまい当初は家事のことで衝突することも多かったです。
今はこれらを大事にしていますので、変な言い合いなどもなくなったかなと思います。
- 子供時代の家庭環境などにより、人ぞれぞれ家事について「得手・不得手」、「合格点」、「優先順位」が違うのは当たり前
- 自分の「普通」は相手の「普通」ではない
- 担っている家事の「数」や「所要時間」できれいに分けることは不可能(共働きは「なんでも平等に」といってやりがちですが、そこにゴールはありません)
- できることはできる人がする
- やりたいこと(こだわること)はやりたい人(こだわる人)がする
これらを意識し家事を分担することで、数や時間に差が生じても負担感を感じず、お互い納得して家事をすることができています!(たぶん)
分担して相手にやってもらう家事については、口出ししない、ということです。
間違っても下のようなことは言ってはいけません。
- まだやってないの?、または、まだ終わらないの?
- ちゃんとやってよ
ペースやタイミングも違うし、達成基準も人によって違います。こういったことは、少なくともやる前に夫婦間ですり合わせておくもので、やった後もしくはやってる最中に言うことではありません。
時間や数だけでは平等な分担は計れないので、やっぱりお互いがお互いをちゃんと理解し、精神的にも肉体的にもお互いが無理のない分担を模索するしかないかなと思います。(そのための喧嘩は仕方がない)
とはいえ、「できることはできる方がする」、「相手のやったことには感謝する」で、ある程度うまくいくとは思っています。